わたしたちの薔薇園

マイクは置かずに、バラを置く。
幕を下ろすわけではなく、宝箱に閉じ込める。
これでSexy Zoneは永遠に5人。

言葉は悪いけど、ある種の執念のような、時に狂気を感じるほどの“5人”への愛が大好きだよ、勝利。
最後のSexy Zoneコールでの勝利の「ラストだぞ」の言葉に込められた思いが、画面を超えて突き刺さってくる気がした。

山口百恵さんが引退時にステージにマイクを置いたように、アイドルが卒業や引退でマイクを置くというのはもはや定番だけれど。
グループからメンバー全員が卒業するという聞いたことのないお別れ、美しく優しく聡明な彼らの決断。
全員がSexy Zoneから卒業するため、デビュー会見から持っていたSexy Zoneの象徴であるバラを2024年3月31日に置いていく。

ステージ場に置くのではなく、一つの花瓶に集めることが本当に美しいと思った。
Sexy zoneらしいってどういうことかというとこういうこと。
これで、永久に。永遠に。
お水の入った花瓶ってことはこの後も生き続けるということだから。
もしかするとこのバラは永遠に咲き続けるのかもしれない。
いつかまた5人が集まるときにも、きっと……。
なんて思えて。
(ファンタジーな脳みそでごめんだけど🧠)

エターナル・プロデューサーから与えられた枯れないバラ。セクシーローズ。
「枯れても咲いたんだ」とはSexy Zoneが5人で作詞した『Change the world』の歌詞。
自分たちで手に入れた、枯れても咲かす力。


“宝箱に閉じ込める”という発想も、なんてすてきなんだろう。
わたしのSexy Zoneとの出会いは、『Lady ダイヤモンド』のCM。
昔のアイドルのにおいがして、一瞬でいい曲だ!?と思った。
CMの最後に、開いた宝箱から放たれる光を浴びる5人の姿が映る。
その表情もすごくよくて…これはいいアイドルが出てきたぞー!ってうれしくなったのをよく覚えている。
まさかあれは昨日閉じ込めた宝箱??それとも前世のSexy Zone(?)の残したもの……?
なんちゃって妄想しつつ……🧠

2024年3月31日、日曜日。
この日の東京は観測史上最高の、28度まで気温が上がった。
そんなことも覚えておきたいな。

もう本当にこんなの当たり前のことだけど、ずっと5人が大好きです。
20時まであと30分、これからのことも全部楽しみです。